livaの雑記帳

近況報告:IELTS受けてきた(+overall7.5の勉強法とか)

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今日は雑記的な何かをビール飲みながら書きます。

IELTS Academicを受けてきた

諸般の事情により英語の語学力を示さなければならなくなったので、急遽IELTSを受けてきました。 要求されたスコアは、overall(全科目の平均)が6.5以上かつ各々の科目が6.0以上。

大学の二次試験の英語は合格者平均点は一応取ってるし、卒論修論も英語らしき何かを(確かそれぞれ5000と8000 words以上)書いたし、ドイツで8ヶ月、割と過激な左寄りの同居人達と環境問題を始めとした様々な議論を英語でふっかけられ、最初は楽しかったけど、半年すぎた辺りからうんざりしてきたりとかしたんですが、正直英語には苦手意識しかないです。特にライティングとスピーキングのアウトプット系がアレで、書いた文章を人に読んでもらう度に「う〜ん、まあ...頑張れ?」的なリアクションをされ辛くなってたんですが、とはいえさしたる勉強もせずに来てしまいました。

IELTS overall6.5って海外経験が長いとかでも無ければ、英語それなりにできる人でもまあまあ厳しいと思うんですよね。TOEICだと820~870、TOEFL iBTで79〜93らしい?(参考)知り合いに「いやー今の英語力じゃ無理っすよー、ご存知でしょう?僕の英語力?」みたいな事をぼやいたら、「厳しいと思うけど、とりあえず受けてこい。実践練習が一番大事だ。受かるまで受け続ければ何時か受かる」と言われました。一回2万7千円の無限ガチャ、札束で殴り続ける事でスキルアップができる。なんて素晴らしいソシャゲなんでしょう。 *1

ただ残念な事に、皆さんご存知の緊急事態宣言のお陰でIELTSもめでたく4,5月分は中止になりました。メンテでガチャが引けなくなったよ!!本当は4/18に初回を受ける予定だったんですが、あれよあれよと延期に延期を重ね、ようやく初回受験をしたのが先週(6/13)の話。実にIELTSを受けようと思い立ってから2ヶ月半が経過してました。とまあそんな感じでトラブルはありつつも、受けに行ってきました。

↑スピーキング試験後

↑試験終わって何も考えずに東京メトロ飯田橋駅の女子トイレに入りかけるの図

初めての試験、かつ完全に自学自習のみでのチャレンジでしたが、試験自体には手応えを感じてました。で、今朝ネット上で結果の速報値が見れるようになったので確認した所、overall 7.5、最低が6.5。一発でちゃんと引き当てた!ガチャ運強し!

もちろんもっと高いスコア取ってる人も沢山いるわけで大声で自慢するようなスコアではないのは分かってますが、自分が求められた水準はクリアしたので、ほくほく顔です。あでもReading 8.5(※IELTSは9.0が最高)は自慢したいかも。一方、正直ライティングとスピーキングのどっちかが足切りに引っ掛かると思ってたので、それぞれ0.5づつ余裕があったのは大変喜ばしい事ではあるんですが、やはりアウトプットが相対的に低い事は確かなので、この辺は改善の余地ありですね。

さて、世の中には僕のように「英語に苦手意識あるけど、なぜか実力以上の英語のスコアが必要になってしまった」という人もいるかと思います。そこで、そういう人たちの参考までに僕自身がやった勉強をメモしておきます。間違ってる所も多々あるとは思いますが、僕と同じくらいの英語力で、ちょっとでもスコアを伸ばしたいという人には参考になる部分もあるかなと思うので。もちろん「今の英語力じゃ難しい勉強法だけど将来英語力が伸びた時に参考にしよう」と思う人や、「この勉強だとwritingで6.5しか取れないのか」と思う人もいるでしょう。どう受け取り、どう自身の勉強に活かすかはお任せします。

勉強の一般論

話がデカイですが、そもそも勉強とはなんぞやという話から。

最近読んだブログで割とショックを受けたのがこれ。

omegatoalpha.hatenablog.com

僕の今の所属を知ってる人からは、「何馬鹿な事を、お前は受験勉強のエキスパートじゃなかったのか」と言われそうですが、この記事を読んで「いかに自分が勉強をしてこなかったか」を思い知りました。もしかして周りの同級生は皆これを知ってたんですかね。知ってた人割といそう。。。。

僕が衝撃を受けた点でいうと、

  • すべての試験は試験範囲の焼き増しであり、過去問を本当にきちんとやれば、ちゃんと解けるように作られている
  • 勉強の本質は、覚えた事を何度も思い出す(recallする)事

前者は文字にすると当たり前なようにも思えるんですが、「過去問を本当にきちんとやる」というのがどの程度を指すのかについて、自分の中での認識が甘かったなと思いました。後者については、僕はinputしかしない「1番勉強ができない人たち」に分類されると思うんですが、よくよく自分の受験勉強時代を振り返ってみると、受験塾のカリキュラムがここに書かれている内容を満たすように作られていました。受験塾の力って凄い。

英語学習の一般論

ちょっとIELTSの話は脇に起き、英語ってどうやって勉強していけば良いの、という話をさせてください。僕らは学生の間こんなに英語学習に時間を割いて努力してきたのに、英語が出来るようになってる感が全然無いじゃないですか。受験英語の意味が無いわけではないですし、「英語が出来る」という言葉が指し示す範囲は広いですが、いずれにせよ僕らが何となく思い描く「英語が出来る人の英語力」と僕らの英語力の間に大きな乖離を感じる人が多いように思います。努力というのはしたらしただけ報われる物ではなく、正しい方向でやらないと報われないので、そういう人にとってはIELTS以前にこの乖離を埋める努力をすると近道かもしれません。

これは留学中に気づいたんですが、僕が英語ができないのは、単語力表現力の拙さ以前に、英語の情報処理に多大なリソースを割いてるから、です。

例えば、インド人は(ドイツ人と比較して)遠慮なくインド訛りの早口英語で話しかけてくるんですが、当時の僕は日本語であっても何を言い返せばよいかわからない状態になってました。仮に全精神力を投じて彼らの言葉を聞き取ったとして、何か言葉を返すだけの脳内リソースが残ってなかったのだと思っています。一方で日本語だと電車の中でウトウトしていても、次の駅が近づいたら車内放送に反応して起きれたりしますよね。(爆睡して乗り過ごす人はさておき)

僕が留学中に一番「あ、英語力伸びたんだな」と思った瞬間は、「ある日の朝優雅に二度寝を楽しんでた所、同居人から電話が掛かってきて『ガス管の点検で業者が来る。今家にはお前しかいない。業者はドイツ語しか喋れないだろうけど、頑張れ』と英語で言われた時」でした。「これは大変な事になった」と思いつつも、「あ、寝ぼけてても英語が聞き取れるようになったんだ」とちょっと自信をつけたものです。まあもちろんドイツ人の英語はネイティブの話す英語よりシンプルではあるんですが、それでも留学前は聞き取れなかったと思うので。

何が言いたいかっていうと、僕がここ数年、英語学習の際に最も力を入れてるのは「既に知ってる英語を、より少ない脳内リソースで処理できるようにする」です。この辺の価値観はこれまた最近読んだブログの受け売りですが。

abc-kd.hatenablog.com

abc-kd.hatenablog.com

留学前からこのブログ記事でも紹介されている瞬間英作文の本にチャレンジしたり、それが終わった後はドラゴンイングリッシュの文章で瞬間英作文をやったりしてたので、僕自身にとって特段これが真新しい概念というわけでも無いんですが、ライティング等にもそれを適用するという発想は上のリンクを読んで初めて至りました。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)

  • 作者:森沢 洋介
  • 発売日: 2006/10/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

  • 作者:竹岡 広信
  • 発売日: 2005/09/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

話が逸れますが、瞬間英作文より更に難易度が低い方法としてはロゼッタストーンがおすすめです。写真が出てくる分、英語の認知処理を高速化しやすいので。内容が簡単すぎると思う人もいるかもしれませんが、だからといって馬鹿にしてはいけなくて、その簡単な内容をどれだけ無意識的に(半分寝てたり、ビール飲んでべろんべろんに酔っ払ってても)処理できるかが大事であり、レベルが上がるにつれて結構難しくなると思います。(英語学習が中高の受験勉強止まりで、留学や数多くの学会発表などのアクティブな活動をしてない限り)

www.sourcenext.com

ちなみにロゼッタストーンは以下の本で紹介されている練習法に似てるなぁと思いました。この本では具体的なマテリアルは紹介されてないので、その補完になるかと。まあロゼッタストーンはとにかく同じ内容を徹底的にやるのがモットーなんで、瞬間英作文本に対するよくある批評と同様、続けるのは結構難しいんですけどね。でも続けたら英語力(特にアウトプット力)が伸びるのは確実です。

IELTS対策

さて、前置きが長くなりましたが、ここまでの話を総合し、IELTSの勉強をする上で僕が立てた基本戦略がこれです。

「IELTS Englishという英語の部分集合に対し、認知処理コストを下げていく」

IELTSに限らずこういう系の試験って英語の実力試験って思われがちですけど、それだと(先に紹介したブログの考え方に則れば)試験は成立しないわけです。なのでIELTSで求められるのは僕らが思い描く英語という広大な言語ではなく、IELTS Englishというごく限られた範囲に限定された英語だと思うようにする事で、割と気が楽になりました。

例えばIELTSのreadingやlisteningって、過去問を幾つか解いた人なら分かると思うんですけど、何となく方向性が似通ってるんですよね。そりゃAcademic向けだからAcademicな内容が取り上げられると言ってしまえばそれまでなんですが、やはりAcademicで、でも専門的になりすぎないようにとなると、ある程度使われる単語も限られてくるわけです。writingやspeakingだと論理的に説明する事も評価対象ですが、論の展開はある程度基本的なパターンを一種類用意し、それを使いこなせるようになっておくだけでだいぶ楽なように思えます。たかだか15分のspeakingやたった2問のwritingで、多種多様な論理展開を披露する暇は無いですからね。

この基本戦略をベースとし、各セクションごとに立てた対策と参考にしたサイトが以下の通りです。

Reading

https://dent-sweden.com/english/ielts/ielts-reading/reading8-5

こういう系のIELTS勉強法サイトは沢山読み漁りましたが、価値ある情報が載ってるとは限らないのが難しい所です。が、僕視点ではこれは確実です。なぜならブログでやった事を実践したら確かに8.5取れたから。

冗談はさておき、過去問の文章を何度も繰り返し、時間を測ってより早く(最終的に3分くらいで読めるように)読む、というのはReadingの勉強法として効果的です。先の基本戦略に照らせば、「既に読んだIELTS Englishの文章を処理コストほぼゼロで読めるようになる」からです。

そんな方法で本番の未知の文章に対応できるのかよ、というのは誰もが思う所だと思いますが、僕はこの練習と平行して過去問を解き進めるにつれ、Passage1やPassage2は20分掛けずとも15分くらいで解けるようになっていきました。もちろん正答率は下げる事なく、です。Passage3は難しめな文章なので、未だに23分くらい掛かってしまいますし、本番は緊張するのでPassage1~3の全てにおいて過去問ほど早くは解けないですが、それでも時間ギリギリくらいで解けるようにはなりました。

あと単語学習についてもこの記事の書く通りで、一度に沢山の単語を仕入れ、一週間掛けて何度も繰り返し触れるのがおすすめです。一日3回、エビングハウス忘却曲線を上回るスピードでとにかくrecallを続ける、これが一番楽で身につくかなと思います。あ、単語覚えるときは最初は日本語の意味取っても良いけど、繰り返す時は英英辞典から英文を複数引いてきた方が良いですよ絶対。いろんな派生情報と絡めた方が人間記憶しやすいので。

ちなみに大きな声では言えないですが、僕は十分にこの方法を用いた単語学習に時間を掛けれてないので、旺文社の実践IELTS英単語3500は基本語1000すら終わってないです。今だから言える話ですが、700くらい。あとは長文問題に出てきた単語だけ。

Listening

Listeningは結構我流です。

僕はpsycho-passというアニメが好きなので、留学以前からこの英語吹替版を狂ったように何度も見てました。セリフ覚えるくらい。ちなみにインターン中に隣の部屋だったアニオタのイタリア人もpsycho-passが好きって言ってました。イタリア語の吹き替えが無いってキレてた。psycho-passって結構語彙レベルが高くて、単語学習にも良いかもしれません。逆にCCさくらとか、いかに英語版でも簡単すぎて意味なさそう。EP1の最初10分しか見てないからわからないけど。最近はViolet Evergardenにハマってます。どちらもnetflixで英語吹き替え見れるのがポイント高いですね。closed captionついてないのが玉に瑕。

僕の好きなアニメの話はさておき、大事なのは

  • 何度も観る(何度観ても飽きない題材を選ぶ)
  • 慣れてきたら2倍速で観る
  • 更に慣れてきたらリプロダクションの練習をする(参考

2倍速で観るのは大変重要です。1倍速の情報を聞き取るのに100%の脳内リソースを割いてたら、そこから重要な情報を抜き出すなんて更に脳内リソースを使う作業ができるはずもありません。インド人の英語を聞き取るので精一杯状態です。日本語でも二倍速って聞き取れないのに...とか思うかもしれませんが、何回も観続けたコンテンツなら半分覚えてるので、そう難しくないはずです。一度意味を理解した英文ってそんなに認知処理コスト掛けなくても処理できるんですよね。同じ英語でも通勤通学で使っている駅や電車で流れる英語の案内放送は簡単に聞き取れたりしませんか?あと早すぎると思ったら1.3倍くらいから初めて徐々に上げていくと良いでしょう。逆に聞き取れなかったら0.8倍にするのも手ですよね。

倍速再生にするツールは何でも良いです。

Language Learning with Netflix - Chrome ウェブストア

Video Speed Controller - Chrome ウェブストア

リスニングの勉強だとシャドーイングが大事ってよく言われますけど、リプロダクションもおすすめです。リプロダクションのためには、今聞いた英文の意味を一文丸々脳内に保持しておかないといけないんですよね。英語だと結構大変ですけど、別に僕ら日本語では日常的にやっている事です。他の人が喋った直前の一文を再度そっくりそのまま言えって言われたとして、元の文章が長いとか、気が散ってたとかで無ければ皆さんも言えるはずです。

この手法を練習すると、一文聞き取り終わった状態で「あれ?今言い終わった文章に問題の答が含まれてね?」ってなった時に再度英文を思い返して答えを抽出する事ができます。この練習をしてなかった時は「ああああ、今の文章に答えが含まれてた気がする、、、でも思い出せない!!!」ってなってました。あと副次的効果として、以前程リスニングに常に集中し続けなくても解けるようになり、問題を確認する余裕が増えました。「今答え言った?」って気づいてから初めて集中して、前文を再構築すれば良いので。

ちなみに過去問ではかなりの正答率を出せるようになってたんですが、それでも本番では緊張で頭が真っ白になり、セクション丸々聞き逃したりしました。一回しか読み上げられない以上、一度頭が真っ白になると全てが破綻します。本番一番怖いのはリスニングかもしれません。

Writing, Speaking

この2つに関してはあんまり偉そうな事は書けないんですが、writingに関しては一つ大変なおすすめな方法があります。

原文復元法というもので、「続・知的生活の方法」という書籍内で紹介されている手法らしいです。(僕は読んでないんですが)ベースとなってるのはベンジャミン・フランクリンが「自伝」の中で書いた文章表現力向上のためのセルフトレーニングなんですが、この手法は英語力の拙い人間にはとてもじゃないですけど真似できません。そこでこれを英語学習者向けにアレンジしたもの、が先の書籍の著者によって編み出された原文復元法だそうです。

詳しい話はこの論文?レポート?に譲るとして。

この手法をIELTSのライティングに応用するとこうなります。

  • IELTS writingのサンプル問題とモデルアンサーを幾つか用意する

  • モデルアンサーを日本語訳する

  • 日本語訳を手がかりに原文を書き起こす

モデルアンサーは例えばこの辺から。質が保証されてないですが、web上で無料公開されてたりもします。

amzn.to

日本語訳は自分の手でやるのも良いんですが、結構大変かつ日本語訳しただけで勉強した気になって満足してしまうので、DeepLを活用するのが良いです。ただしDeepLの文章をそのまま日本語訳にするのはお勧めしません。まず第一にDeepLの精度が良すぎて意訳っぽくなってしまい、忠実に英訳するのが不可能になってしまう事。第二にDeepLも間違える事(僕の日本語訳よりかはマシだけど・・・)。第三にDeepLに任せっきりだとちゃんと英文を読み込まないので、英訳ができなくなる事。とまあそんなわけで、DeepLの文章を読みつつ、英訳してみて、原文復元できそうか試してみましょう。原文復元できなさそうならどんなに綺麗な日本語だったとしても、汚い意訳に書き換えちゃいましょう。

原文復元がきちんとできてるかの手作業での対照は面倒かつそんなスピード感でやってたら反復練習に支障が出るので、原文対照をサポートする静的webページ(Vue.js製)を自作しました。個人利用目的なので公開とかはしないんですが、仕組みはシンプルです。

  1. 原文と日本語訳を登録しておく

  2. 日本語訳は常に表示、原文はデフォルト非表示にする

  3. テキストボックスに原文を入力していく

  4. キー入力の度に文字列判定を行い、failしたらテキストボックスの背景色を赤にする。同時に原文もこっそり表示する

この方式は完璧ではなく、例えばほぼ同じ意味の別の英単語を使えない、関係代名詞を省略するかしないか等の些細な事でも厳密に怒られてしまいます。まあなので間違ってると怒られたらさっさと原文を見て続けるようにしました。そんな感じで少し雑ですが、この仕組を導入する事でtask2の分量なら慣れてると8分くらいで原文復元ができます。

さて、上記の論文にもありますが、原文復元法は英訳というよりは、「邦訳を手掛かりとして頭の中の英文を想起し、紙の上に再現している」感覚に近いです。はい、recallです。モデルアンサーをスラスラと思い出せるようになるまで繰り返しrecallし続ける、それによってwritingでよく使う英語表現をストックしていくのが狙いです。

ライティングで高得点狙ってくなら様々な表現を使いこなせるべきなんでしょうが、別に限定的な表現を駆使して書き上げるだけでも6.5は取れます。限定的な表現を瞬時に使える事こそが重要で、task1もtask2でも別にそれは変わらないと思います。task1はグラフやテーブルの説明で、結構使い回せる表現はわかりやすいですよね。task2も、ベースとなる論理展開みたいな物があり、その構成で頻出する表現をマスターすれば良いわけです。僕の場合はあまり複雑な事は書けないので「1. essayの概要、2. 自分とは異なる側の意見を幾つかの論点と共に提示、3. 自分側の意見を反対側の論点を反証しつつ提示、4. まとめ」としました。高得点狙うならもうちょっと複雑な構成にしたりすると良い、なんて情報もありますが、その辺は門外漢なので割愛。

原文復元法の素晴らしい効能としては、続けていくうちにtask2で求められるword数を満たす事がそう苦では無くなるというものがあります。なぜか説明するのは難しいのですが、不思議な事にこのくらいのword数の文章を書くのが当たり前な感覚に陥ります。まあとはいえ、IELTS writingではなく純粋に250 words書くのは依然厳しい気がするので、結局の所僕が勉強しているのはIELTS Englishなわけですが。でもそうやって様々なEnglishの部分集合をマスターしていけば、何時か英語全般のアウトプットに対する苦手意識が消えるのかなー、なんて淡い期待を抱いています。

スピーキングは、ぶっちゃけ殆ど勉強してないです。オンラインで誰かと喋ったりもしてません。強いて言うなら、原文復元は間接的に意味があったのかなと思います。これって瞬間英作文の凄い版みたいな物ですからね。

一応トピック集みたいなのを買って練習したりはしました。このシリーズのモデルアンサー版もSpeaking Part1,2,3ごとにあって、特にPart3版は良かったです。

amzn.to

amzn.to

スピーキングの練習をするなら、やはりドイツの環境活動家の家に迷い込んで、なぜ日本がFUKUSHIMAを経験してるのに原子力発電を全廃しないのか、なぜ日本は火力発電を減らさないのか、ここ数年の日本の夏が異常に熱くなってるのに環境保護に誰も力を入れず、火力発電由来の電気でガンガン冷房を使いまくって地球温暖化を促進させているのか、小さな島々の海面水位が上がって住民が生活できなくなってる事をなぜ可哀想と思わないのか、議論するのが良いかと思います。あいつら次会ったら日本の8月の炎天下、電柱に1時間縛り付けた上でクーラーの利いた部屋にぶち込んでやる。

あ、話が続かないよ、という人は、それはどちらかというと英語力というよりはコミュ力に近いんで、STAR戦略とかO-R-Eとかを学ぶと良いかもです。O-R-Eはライティングでも使えますしね。

どれくらい勉強したの

IELTS受けるのを思い立ってから二ヶ月半あり、一ヶ月前くらいからちょろちょろ勉強してたんですが、今にして思えば勉強らしい勉強をしたのは直前一週間半だけでした。その前は勉強してるつもりでも、自分の中でのきちんとした方法論が確立しておらず全然反復練習できてなかったので、学習効果は皆無だったと思います。

いろいろ偉そうに勉強法書きましたけど、結局自学自習ってどれだけメタ認知できるか、そして自分の弱い所を補強できるかなので、誰かと同じ勉強法をしたから伸びるというわけでもないと思います。誰かの勉強法を知る事は自分の弱点を見つけた時にどのような対策をするかの大事なヒントになると思っていて、そう思うからこそダラダラとこうして書いているわけですが、それ以上の物ではないのでしょう。メタ認知が難しければ専門の対策をしてくれる塾に素直に行くのがてっとり早いです。札束さえ積めばいざなってくれるプロって凄い。

一週間半の内訳としては、平日は一日おきにバイトをし、土日含むそれ以外の日は丸一日IELTS対策をしてました。一日おきに仕事入れたのは、そうしないと絶対ダレて時間が溶けるから。時間に自由の利くニート学生だからできるやり方ですね。

ところで仕事した日って脳が日本語モードになってて全然英語が身に入らないんですよね、不思議。ドイツで知り合い(日本人)と一緒に観光してたら、ケルン駅で若者二人組に「俺達は電車のチケットを持ってない、お前達のチケットをくれないか」と言われ、意味不明すぎ&日本語脳だった自分が咄嗟に返せたのは「Excuse me?」だけだったんですが、これって英語がもっと達者になれば解決される問題なんでしょうか。とりあえずその若者二人組は、「切符を持ってない状態で自分たちが車内検札に遭遇したらどんな大変な事になるか」を身振り手振り交えて分かりやすく説明してくれました。違うそうじゃない。

何が言いたいかって、勉強するなら丸一日英語漬けの方が捗ると思います。社会人には中々大変だと思いますけど。少なくともIELTS試験日当日は朝からずっと過去問やらサンプル問題やらをぐるぐる解き続けて英語モードを維持しておいたのは良かったなと思ってます。

おまけ:computer-delivered IELTS

IELTS、紙受験のとコンピュータ受験のがあるんですよね。紙受験は回数少ないとか結果発表遅いとかいろいろ制約があるんで、コンピュータ受験結構おすすめです。とりわけ今はコロナショックで近日開催のIELTSの予約が全部埋まってるみたいですし。英検主催の方じゃなくてidp主催の方は紙でも残席結構あるようですが。大事なポイントとしては、コンピュータ受験は実施回数が多いからガチャが回し放題です。

英語の長文をPC画面で見るのが辛いとかキーボードがPC付属の安物で(高級キーボードが好きな人からすれば)打ちにくいとかいろいろあるとは思いますが、一方で解答ミスをしにくい仕組みになってたりして大変良かったです。長文読みにくい場合は、読んでる所に合わせる感じで画面を指でなぞるとかするとちょっとマシになるかも?しれません。この辺は発達障害児向けのテクニックとかが役に立ちました。識字能力が低いとか集中力が続かないとかをテクニックで改善する上で、発達障害かどうかは関係ないからです。

僕が受けたのはbritish councilの飯田橋会場でした。勝手知ったる土地だったのもあり全然緊張しなかった。近くのカフェは全部埋まってた(コロナだから席数少なくなってる上に、どうみてもIELTSの練習してるっぽい人とかいて、密接してんじゃねーかとか思った)んで、スピーキングと本試験の合間は近くのカラオケの鉄人で勉強してました。

*1:ちなみに、ガチャ引くだけで勉強しなかったらスコアは伸びにくい、らしいです。同時に実践で学ぶ事も多いので、ガチャを引く事に意味はありますが